陶芸教室のコースの種類とコース内容

陶芸教室と言っても、そのコース内容は各陶芸教室によって異なります。
ではどのような基準でコースを設けているのか、コース内容をレベル別に紹介していきます。

まず陶芸教室が初めてで、陶芸が自分に向いているのかどうか試しに一度体験してみたい。
そんな人にオススメしたいコースは「体験コース」です。
体験コースは、1日体験を実施しているところが多いですが、1日体験だと絵付けなど初歩の初歩しか体験できません。

そのためもう少し陶芸に触れてもらうために、1つの作品をイチから完成させる3回体験コースがある陶芸教室もあります。
3回あれば、1回目で土練りと器の成形し、2回目で高台削りをし、3回目で絵付けと釉薬掛けまで実施する事が可能です。
ここまでしっかり体験出来れば、陶芸が初めての人でも陶芸の面白さを知る事が出来るでしょう。
ちなみに体験コースの場合、手びねりなのか電動ろくろなのか、コース内容を確認しておく事をオススメします。

次に陶芸教室のレベル別のコースについて紹介します。
一般コース(初級コース)は、これから陶芸を始める人を対象としたコースとなっています。
そのためコース内容も、基礎が中心で、土練りなども時間をかけてしっかりと教えてくれます。

初級コースの期間ですが、3ヶ月で初級コースが終了する陶芸教室もあれば、1年で終了する陶芸教室もあります。
ですが初級コースに関して言えば、基礎なので1年間通えば習得する事が出来るでしょう。
初級コースで作れる器の種類は、お茶碗、湯呑、一輪挿し、平皿、マグカップ、小鉢などです。

中級コースは、基礎は習得している経験者が通うためのコースとなります。
基礎だけでは満足出来ず、もっと陶芸が上手くなりたい、いろんな器を作ってみたいという人を対象としています。
初級コースと異なり、作れる器の種類に制限はありません。
むしろ自分が作りたい器を、陶芸教室の講師にアドバイスをもらいながら、自由に作れるのが魅力だと言えます。

器も蓋がある難易度が高い種類を作れるようになったり、白化粧や印花などの装飾技法も学んだりする事が可能です。
他にも色の違った粘土を組み合わせて模様を作る練り込みなど、様々な技法を教えてもらえます。

上級コースは、中級コースで陶芸の技法を一通り習得した人が、さらに上を目指す為のコースとなっています。
そのためコース内容もかなり難易度が高い大物・大皿や壺などの器にチャレンジする事が出来ます。
また大物の器を作るだけではなく、自分でオリジナルの釉薬を作ったり、
自分が使用するのに使い勝手がいいようにオリジナルの道具を作ったりする事も可能です。

上級コースになると、趣味のレベルを超えて、自分の作品を作る陶芸家を目指す人を対象としたコースだと言えます。

陶芸教室で働くという事

陶芸教室で働きたいと思ったら、どのような求人があり、募集要項はどうなっているのでしょうか?
陶芸教室によって、条件はそれぞれ異なりますが、目安としてある陶芸教室のスタッフ募集と講師募集を紹介します。

まずスタッフとして求人に応募する場合は、あくまでも陶芸教室のサポート的な役割の仕事になります。
そのため陶芸の経験が少ない人でも、働きながら学ぶ事が可能です。
業務内容としては、先生のお手伝いとして、釉薬かけ、釉薬作り、土の再生、窯詰め、窯出し、配送、連絡、掃除など。

その業務内容は多岐に渡ります。
ですが陶芸の専門的な技術や知識がなくても、スタッフとして働く事は可能だと言えます。
また陶芸スタッフとして働くメリットは、陶芸教室に授業料免除で授業を受ける事が出来るという点です。
ただし給与は、アルバイトの時給と大差がないぐらいで、稼ぐ事は難しいのが現状です。

最初は陶芸スタッフとして経験を積んで、その後講師を目指すという方法もあります。
では次に陶芸教室の講師の募集要項を紹介します。

講師になると応募条件があります。
陶芸経験が2年以上ある人、そして実技テストを受けて合格した人となるので、誰でも講師になれる訳ではありません。
ですが学校の講師のように、教師の免許が必要という事はなく、経験があり教える能力があるかで判断されます。

また陶芸教室という性質上、運転免許はある方が採用されやすいと言えます。
その理由は、陶芸に必要な粘土や道具などは持ち歩くには重たいため、足があった方が便利と判断されるからです。

その他、陶芸教室の講師は、陶芸さえ出来ればOKという訳ではありません。
英語力やPCのスキルが求められる場合もあります。
陶芸は観光客にも人気なので、1日体験には多くの外国人が参加します。
なので、英語が話せる講師がいた方が、都合がいい訳です。

また最近は陶芸教室もサイトで宣伝活動をしていますし、
教室を運営するにあたって事務処理や経理などの仕事も分担して行っている可能性もあります。
ただ英語力やPCスキルは必須という訳ではなく、陶芸教室によって重要度は大きく異なります。

勤務シフトについても、陶芸教室によって異なりますが、フルタイムで働くというケースは少ないでしょう。

なぜかというと、陶芸教室はいくつかのコースに分かれていて、コースによって曜日や時間帯が異なります。
つまり会社員のように9時~18時で8時間働くという勤務スタイルではないわけです。
そのため陶芸教室の講師の職だけで、生計を立てるのは難しいと言えます。
給与に関しても、陶芸教室によって大きくバラつきがあり、陶芸教室の講師の年収は50~300万円が相場です。