陶芸教室で記念日の贈り物に

陶芸を始めるきっかけは、人それぞれ異なります。
しかし最近増えてきているのが「陶芸ウェディングプラン」です。
結婚式では、手作りギフトで両親に感謝を伝えたい、そう考える新郎新婦が増えてきています。

また手作りだと、メッセージ入りの作品を作る事も可能です。
結婚式の準備が忙しくて、時間があまりとれない。
そんなふうに思う人もいるかもしれませんが、製作時間は2時間ほどで、
後の焼成などの仕上げは全て陶芸教室が行ってくれます。
製作から焼成までの日数も、1ヶ月あれば十分間に合います。

なので、結婚式で両親へのプレゼントは何にしよう?そんなふうに悩んでいる新郎新婦がいたら、
陶芸で手作りギフトがオススメです。

しかも製作中の2人の姿を写真撮影してもらう事も可能です。
製作工程を写真撮影し、披露宴での映像で紹介しても素敵ですよね。

また陶芸と言えば、器というイメージが強いかもしれません。
しかし作れるモノは多岐に渡っていて、実は結婚式のウェルカムボードだって陶芸で作れてしまいます。
プレートを粘土で作り、絵付けを行い、釉薬をかけて焼成すれば完成です。
結婚式が終わった後は、記念品として形を残す事が可能です。

記念日ギフトとしては、結婚式が最も需要が高いですが、他にも誕生日や長寿のお祝いなどにも人気があります。
気持ちを込める事が出来る、世界で1つのオリジナルという点では、手作りに勝るプレゼントはありませんよね。
恋人の誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントに、手作りのアクセサリーを作ってみてはいかがでしょうか?

ただし手作りのアクセサリーは、かなりセンスを問われるので、注意も必要です。
ですが材料をいいモノを選び、時間をかけて丁寧に作れば、初心者でも素敵なアクセサリーを作る事が可能です。

他にも最近は、住宅を自分達の手でリノベーションする人が増えてきています。
リノベーションに陶芸は無関係なのでは?
そう思う人もいるかもしれません。
ですがここで注目して欲しいのは、タイルです。

先ほど陶芸で作る事が出来るのは、器だけではないと言いました。
実はタイルも陶芸で作る事が可能です。
キッチンのタイルや、洗面所のタイル、お風呂場のタイルなど、家の中でタイルが使用されている場所は色々あります。
庭があり、ガーデニングが好きな人なら、庭にもタイルを使用しても素敵な仕上がりになりそうです。

それらのすべてを陶芸で手作りするのは、大変かもしれません。
しかし一部分だけ、アクセントとしてタイルを作り、絵付けをすると、
とてもポップで可愛いタイルが完成するでしょう。
住宅関連としては、表札などのネームプレートも、陶芸で作る事が可能です。

陶芸教室ではどんな技法を教えてもらえるのか?

陶芸教室では、器を電動ろくろで作る方法が一般的です。
しかしながら、陶芸の器は電動ろくろ以外の方法でも作る事が可能です。
では他にどのような作り方があるのか、いくつか紹介していきます。

まず「電動ろくろ」は、ろくろが回転するため、力加減1つで形が大きく変化してしまうので、慣れるまで難しく感じます。
そのため1日体験などの、短時間で習得するのは難しいと言えます。
なので、1日体験コースの場合は、成形された器に絵付けをするケースや、もしくは手びねりで作るケースが一般的です。

「手びねり」とは、粘土をひも状にして積み上げる事で、成形する方法です。
湯呑などの、形のシンプルな器であれば、手びねりでも作る事が出来ます。
手びねりは、子供の頃に粘土で遊んだ時の懐かしい気持ちを思い起こさせてくれるでしょう。

初心者向けと言われますが、手びねりだからこそ、形に制限がなく、
角皿や箸置きなどアイデア次第でオリジナル性の高い作品を作る事が可能です。

また手びねりの中でも、いくつかの技法があります。
「玉作り」とは、丸く固めた粘土の真ん中に穴を開けて、その穴を広げる事で器の形を作る方法です。
お茶碗や湯呑などは、玉作りで作る事が可能です。

「たたら作り」とは、タタラ板と呼ばれる板を使用する事で、粘土を均等に伸ばし、薄くスライスする方法です。
そのためサンマ皿などの四角く薄い器を作るのに適しています。

「紐作り」とは、土台を作り、その上に紐状に伸ばした粘土を積み上げていく方法です。
厚さを均等にする事は難しいですが、不均等でも味がある作品に仕上がるでしょう。
手作業なので、細かい形の器を作る事が可能です。

「くり抜き」とは、粘土を内側からカンナでくり抜いていく方法です。
箱型の器を作るのに適した方法だと言えます。

「型起こし」とは、石膏などで型を作り、粘土板を押し当てたり、粘土を泥状にして型に流し込んだりする方法です。
他にも、陶芸の器作りには、いろいろな方法が存在しています。

そして方法によって、作りやすい器と作りにくい器が存在するので、
肝心な事は自分が作りたい器はどの方法で作ると作りやすいのかを知る事が重要です。
もちろん最初から自分でどの方法が適しているのか判断する事は難しいので、
陶芸教室の先生に相談する事をオススメします。
なので、陶芸教室の先生は、いろんな技法や方法、
知識を持った先生を選ぶ事が自分の作りたい器を作るためには重要だと言えます。

陶芸の器の作り方の方法は、何種類も存在するからこそ、
表現の幅が広がり、様々な形の器を作る事が可能なのです。
それが陶芸の魅力の1つだとも言えるでしょう。

陶芸教室の貸し教室を利用しよう

陶芸教室では、初級コースで陶芸の基礎を学んだ後に、中級コースや上級コースも用意されています。
しかし趣味で陶芸を学んでいる人にとって、難易度の高い技術や知識はあまり必要性を感じない。
そんなふうに思う人もいるでしょう。

専門性を高めるよりも、もっと自由にいろんな作品を作ってみたいという人も多いはずです。
しかしながら、もし習い事が楽器であれば、基礎を学んだ後は自宅にて独学で楽器を演奏するという事が可能です。
ピアノやトランペット、ギターなど習い事を始める際に、個人用に楽器を購入している人が多いでしょう。

ですが陶芸の場合は、ちょっと事情が異なります。
なぜかというと、陶芸を始める際に個人用に道具を購入している人は、ほとんどいないからです。
陶芸に使用する道具の種類は多く、また粘土、電動ろくろ、釉薬、窯などは個人で全て揃えるのは難しいと言えます。

一応個人用の小さい窯などは、数十万円で販売しています。
しかし個人用の小さい窯で焼成するよりも、陶芸教室の大きな窯で焼成した方がキレイに焼く事が出来ます。
つまり陶芸教室で、陶芸の基礎を学び、その後個人が自宅で陶芸を続けようと思ったら
初期費用だけで100万円近い出費となります。
本格的に陶芸家を目指すのであれば、必要経費と言えるのかもしれませんが、
趣味で陶芸をする場合は、趣味にお金をかけすぎだと言えるでしょう。

では陶芸教室で基礎を学び、後は自由に陶芸を趣味で続けたい。
そう思っている人はどうすればいいのでしょうか?
その場合、オススメの方法は陶芸教室で、設備と道具を借りるという方法です。
全ての陶芸教室が、設備や道具を貸出している訳ではありませんが、
貸し教室として設備や道具を利用出来るところも少なくありません。

貸し教室の魅力は、教室が空いている時間であれば、フリーで通う事が出来る事。
また中級コースや上級コースに通う場合は受講料が発生しますが、貸し教室の場合には受講料は発生しません。
貸し教室の利用料と、粘土や釉薬、焼成費などの実費が別途必要となるだけです。

つまりリーズナブルな価格で、陶芸を続ける事が出来ます。
それに貸し教室だからといって、何も技術を習得出来ない訳ではありません。
同じく貸し教室を利用している先輩方が存在しているので、器の作り方に迷ったら相談してみるといいでしょう。
的確なアドバイスをもらう事が出来るかもしれません。

それに貸し教室を管理するために、陶芸教室の講師も存在しています。
受講料を支払っていないと言っても、元生徒であり、
現在も貸し教室を利用しているお客様である事に違いはありません。
そのため、作り方やアドバイスなどはしてもらう事が可能なので、
独学で続けるよりも、上達度は早いと言えます。

陶芸教室のコースの種類とコース内容

陶芸教室と言っても、そのコース内容は各陶芸教室によって異なります。
ではどのような基準でコースを設けているのか、コース内容をレベル別に紹介していきます。

まず陶芸教室が初めてで、陶芸が自分に向いているのかどうか試しに一度体験してみたい。
そんな人にオススメしたいコースは「体験コース」です。
体験コースは、1日体験を実施しているところが多いですが、1日体験だと絵付けなど初歩の初歩しか体験できません。

そのためもう少し陶芸に触れてもらうために、1つの作品をイチから完成させる3回体験コースがある陶芸教室もあります。
3回あれば、1回目で土練りと器の成形し、2回目で高台削りをし、3回目で絵付けと釉薬掛けまで実施する事が可能です。
ここまでしっかり体験出来れば、陶芸が初めての人でも陶芸の面白さを知る事が出来るでしょう。
ちなみに体験コースの場合、手びねりなのか電動ろくろなのか、コース内容を確認しておく事をオススメします。

次に陶芸教室のレベル別のコースについて紹介します。
一般コース(初級コース)は、これから陶芸を始める人を対象としたコースとなっています。
そのためコース内容も、基礎が中心で、土練りなども時間をかけてしっかりと教えてくれます。

初級コースの期間ですが、3ヶ月で初級コースが終了する陶芸教室もあれば、1年で終了する陶芸教室もあります。
ですが初級コースに関して言えば、基礎なので1年間通えば習得する事が出来るでしょう。
初級コースで作れる器の種類は、お茶碗、湯呑、一輪挿し、平皿、マグカップ、小鉢などです。

中級コースは、基礎は習得している経験者が通うためのコースとなります。
基礎だけでは満足出来ず、もっと陶芸が上手くなりたい、いろんな器を作ってみたいという人を対象としています。
初級コースと異なり、作れる器の種類に制限はありません。
むしろ自分が作りたい器を、陶芸教室の講師にアドバイスをもらいながら、自由に作れるのが魅力だと言えます。

器も蓋がある難易度が高い種類を作れるようになったり、白化粧や印花などの装飾技法も学んだりする事が可能です。
他にも色の違った粘土を組み合わせて模様を作る練り込みなど、様々な技法を教えてもらえます。

上級コースは、中級コースで陶芸の技法を一通り習得した人が、さらに上を目指す為のコースとなっています。
そのためコース内容もかなり難易度が高い大物・大皿や壺などの器にチャレンジする事が出来ます。
また大物の器を作るだけではなく、自分でオリジナルの釉薬を作ったり、
自分が使用するのに使い勝手がいいようにオリジナルの道具を作ったりする事も可能です。

上級コースになると、趣味のレベルを超えて、自分の作品を作る陶芸家を目指す人を対象としたコースだと言えます。

陶芸教室で働くという事

陶芸教室で働きたいと思ったら、どのような求人があり、募集要項はどうなっているのでしょうか?
陶芸教室によって、条件はそれぞれ異なりますが、目安としてある陶芸教室のスタッフ募集と講師募集を紹介します。

まずスタッフとして求人に応募する場合は、あくまでも陶芸教室のサポート的な役割の仕事になります。
そのため陶芸の経験が少ない人でも、働きながら学ぶ事が可能です。
業務内容としては、先生のお手伝いとして、釉薬かけ、釉薬作り、土の再生、窯詰め、窯出し、配送、連絡、掃除など。

その業務内容は多岐に渡ります。
ですが陶芸の専門的な技術や知識がなくても、スタッフとして働く事は可能だと言えます。
また陶芸スタッフとして働くメリットは、陶芸教室に授業料免除で授業を受ける事が出来るという点です。
ただし給与は、アルバイトの時給と大差がないぐらいで、稼ぐ事は難しいのが現状です。

最初は陶芸スタッフとして経験を積んで、その後講師を目指すという方法もあります。
では次に陶芸教室の講師の募集要項を紹介します。

講師になると応募条件があります。
陶芸経験が2年以上ある人、そして実技テストを受けて合格した人となるので、誰でも講師になれる訳ではありません。
ですが学校の講師のように、教師の免許が必要という事はなく、経験があり教える能力があるかで判断されます。

また陶芸教室という性質上、運転免許はある方が採用されやすいと言えます。
その理由は、陶芸に必要な粘土や道具などは持ち歩くには重たいため、足があった方が便利と判断されるからです。

その他、陶芸教室の講師は、陶芸さえ出来ればOKという訳ではありません。
英語力やPCのスキルが求められる場合もあります。
陶芸は観光客にも人気なので、1日体験には多くの外国人が参加します。
なので、英語が話せる講師がいた方が、都合がいい訳です。

また最近は陶芸教室もサイトで宣伝活動をしていますし、
教室を運営するにあたって事務処理や経理などの仕事も分担して行っている可能性もあります。
ただ英語力やPCスキルは必須という訳ではなく、陶芸教室によって重要度は大きく異なります。

勤務シフトについても、陶芸教室によって異なりますが、フルタイムで働くというケースは少ないでしょう。

なぜかというと、陶芸教室はいくつかのコースに分かれていて、コースによって曜日や時間帯が異なります。
つまり会社員のように9時~18時で8時間働くという勤務スタイルではないわけです。
そのため陶芸教室の講師の職だけで、生計を立てるのは難しいと言えます。
給与に関しても、陶芸教室によって大きくバラつきがあり、陶芸教室の講師の年収は50~300万円が相場です。